マンション管理会社を選ぶ前に!管理会社の種類と特徴
大手に多い「デベロッパー系」
マンション管理会社大手に多いのが、デベロッパー系。大手不動産会社の系列や子会社であることが多いです。特長は、しっかりとした経営基盤。大手が親元であることが多いため、簡単には崩れない経営基盤が魅力です。ブランド力もあります。
建設や修繕に強い「ゼネコン系」
マンション管理会社でそれほど多い部類ではありませんが、大手建設会社などに関連した「ゼネコン系」の会社もあります。
ゼネコン系の特長は、もともと建設会社がベースにあるため、建設や修繕などに関する情報が得やすいということ。プロ目線の充実したサービスを打ち出しているゼネコン系マンション管理会社も少なくありません。また、デベロッパー系同様にブランド力もあります。
メンテナンスに強い「ビルメンテナンス系」
ビルメンテナンス系のマンション管理会社は、もともと設備の点検やビル・マンションの清掃を行っていた会社から派生したもの。そのため、設備の点検や清掃など、マンションのこまめなメンテナンスにおいて強みがあります。
設備点検などのメンテナンス業務において、資格を有しているスタッフが多いというのも特徴です。入居者の生活サポートにおいてメリットがあります。
コスト面重視なら「独立系」
独立系は、デベロッパー系やゼネコン系などと異なり、親会社などとの繋がりがなく、完全に独立したマンション管理専門の管理会社のこと。中小のマンション管理会社に多い形態です。親会社というしがらみがない分、やや柔軟な対応を期待することができます。
さらに、独自にマンション管理を行っているため、コストについても低く抑えやすいのがポイント。コスト重視なら、検討したい形態です。