ビル管理会社利用は手数料がかかる?費用の内訳や金額を比較
管理費以外にもお金がかかるビル管理
ビル管理には、管理費だけではなく、他にもさまざまな費用が発生します。設備の点検や清掃費用といった費用をビルマネジメント費用といいますが、それ以外にもプロパティマネジメント費用というものの発生します。
プロパティマネジメント費用には、テナント管理やクレーム対応、賃料回収や家賃滞納の催促といった賃貸借管理、入出金管理といった、建物設備の管理とはまた違った対応に関する費用が含まれます。これらの業務も管理会社がおこなうため、必然的に費用がかかってきます。
「手数料」が何を指すのかは事前に確認
管理会社から徴収される費用の中には「管理手数料」が含まれることが多いです。こちらは通常、満室である場合の家賃総額に対して一定の利率がかけられて計算されます。
この手数料の内容は、管理会社によって異なります。基本サービスに含まれていない業務を行うに際しての費用であることが多いですが、その基本サービスが会社によってバラバラだからです。手数料の利率や、詳しい内容については、契約の際に管理会社にしっかり確認する必要があります。
サービス内容と金額に納得できる契約を
管理会社と契約を結ぶ際には、提供されているサービス内容や契約に要する金額をしっかり確認し、それぞれに納得できた状態で進めるようにしましょう。ここで妥協をしないようにしてください。
サービス内容や金額に納得できていない部分があるまま契約を結んでしまうと、絶対後悔することになりますし、場合によっては住民の不満にもつながります。管理会社はマンション運営をするにあたり非常に重要な存在です。契約する際には、しっかり比較検討をおこないましょう。