東京でマンション管理会社は使うべき？業務委託方式の種類別のメリット比較
マンションを自主管理するリスク
マンションを購入する際には、立地や間取りなどはもちろんですが、その管理体制にも留意して選ぶことが大切です。分譲マンションでは共用部分や敷地を自主管理しているケースもありますが、その場合は清掃などを自分たちで行わなければならないというデメリットがあります。
また、劣化の進んだ外壁の修繕などの大掛かりな作業も居住者が自費で行わなければならないため、精神的・肉体的負担が多いという点も自主管理の大きなリスクのひとつです。
全部委託方式のメリット
マンション管理の業務委託方式には「全部委託方式」と「一部委託方式」の2タイプがあります。全部委託方式ではベランダや外壁、共用部分が劣化した際には、管理会社が業者選びから値段交渉、さらにスケジュールのすべてをアレンジしてくれるというメリットがあります。
居住者が全て自主的に管理しているマンションでは、それらを管理組合で行う必要があるため、手間や負担が膨大で効率的な管理が難しいと言われています。そのため、現在では全部委託方式をとっているマンションが多いようです。
一部委託方式のメリット
一部委託方式というのは、マンションの管理を一切委託するのではなくて、管理員の派遣や管理費の出納などの業務を管理会社に任せて定額の委託料を毎月管理会社に支払うシステムです。
管理会社を経由して専門会社に清掃や設備点検などを発注している場合、それらを管理組合が直接運用することによって費用を削減し、管理費を節約できるというメリットがあります。管理組合がしっかりしていて、活発に機能しているマンションにはおすすめです。