分譲マンションの自主管理って誰がやるの?役員選出のしくみ

分譲マンションの自主管理って誰がやるの?役員選出のしくみ

管理実務にあたる「役員」とは

分譲マンションを購入する人のなかには、管理費を払っているから管理会社が全ての業務をやってくれるものだと思う人もいるかもしれません。

しかし分譲マンションを購入した人は、基本的には管理組合に入ることになります。マンションを購入したお客様であるだけでなく、管理の当事者という立場になるのです。住人のなかから会計や書記、消防点検担当などといった役員が決まり、管理実務にあたることになります。

役員の選出・決定

分譲マンションを購入した場合、住民全員が管理組合員となり、その中から役員が選出されます。

役員の決め方は立候補や推薦だけではなく、1~2年ごとの輪番制で順番に役員が回ってくることもあります。輪番制の場合は長く住んでいると必ず役員になる機会が回ってくるでしょう。戸数が少ないマンションでは、数回にわたって役員を担当しなければならない場合も考えられます。

役員を務める期間

フロアーや部屋番号別にグループをつくり、そのなかから輪番で役員を立てる輪番制の場合、分譲マンションの住民全員が公平に役員を務めるということが大前提となるのです。

輪番制で役員を務める期間は1~2年くらいのことが多く、定められた期間役員を務めたら、次に役員をする方に引き継いでいきます。

また、引継ぎがスムーズにいくよう、役員のなかで数人は次年度も役員として残らなければならないケースもあるのです。

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