東京でマンション管理するときも「雪への対策」は必要

東京でマンション管理するときも「雪への対策」は必要

共用部分への雪の吹込み

比較的に雪の心配がない東京であっても、マンション管理では雪への対策が必要です。

都心部では決して降雪量は多くないですが、稀に大雪となる年もあるため、そのようなケースも想定してマンション管理を行うことは重要です。

特にエントランスや廊下といった共有部分へ雪が吹き込むと、「敷地入り口から居室までの行き来がしにくい」「雪が凍って滑りやすい」といった苦情が寄せられる恐れが大きくなります。雪の吹き込みを避ける対策が必要です。

雪の影響によるアンテナの不調

屋上に設置している共同アンテナが雪の重みや凍り付きで不調をきたす場合があります。アンテアは電波を受信する機器なので、その電波の受信を妨げる物があると不具合を起こすことがあります。

電波の受信を妨げるものを付着させなければアンテナは正常に作動するので、アンテナの不具合で住民全体のテレビ視聴に影響が出てしまうといった状況に陥った場合は、冬季には雪囲いをしたり、アンテナ機器やケーブル類の凍結対策を施すことが大事です。

駐車場や通路の積雪

実際に大雪が降って駐車場に雪が積もると、車での移動だけでなく様々な行動に制限がかかってきます。夏用タイヤが中心の東京では車の出入りができなくなり、住民の通勤通学や買い物など生活全般に大きな影響が及んだり、また、通路への積雪は転倒事故のリスクが高まり、大ケガをした住民から管理体制を問われる事態になることも考えなければなりません。

そのため管理するなら、駐車場や通路の除雪対策を練っておく必要があります。

紹介サイト一覧